炉壁は一般的に2.5cmや3.0cmの空気層を作る事を推奨されていますので、その通りにすれば安全で間違いがないと思います。
しかし、私の様に何らかの理由で空気層を作る事のできなかった人は、使っている薪ストーブの機種にもよりますが、注意が必要となってきます。
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メトスのホームページの中のドブレ760の頁
ドブレ ドブレ760CBJ | 薪ストーブ | 暖炉・薪ストーブ | METOS
この頁の下の方に「図面PDF」のボタンがあるのでクリックすると
http://metos.co.jp/support/files/kamin/stove/760CBJ.pdf
ドブレ760の図面がpdfファイルで見れるのですが、そこには空気層の設けていない安全な離隔距離は435mmとなっています。
しかし、私は取り付け工事の際に川原さんと話し合いの末、薪ストーブの前を大きくとりたいので、できるだけ壁に寄せて設置してもらいました。
壁と本体との距離は110mmほどです。
空気層の設けていない壁の場合は危険な距離になります。又、二重煙突に接続されるまで、薪ストーブ本体と接続している煙突はシングル煙突になりますので、これも壁との距離は130mmほどなので危険な距離になります。
このまま何の対策もせずに使用すると壁の中にある可燃材が年限の経過と共に炭化して火災になるリスクがあります。
壁の材料は上から1cm厚のタイル⇒0.6cm厚のケイカル板⇒厚さ不明のじゅらく壁⇒厚さ不明のじゅらく用下地材⇒厚さ多分1.2cmのラスボードとなりますので、これらを全て合わせると4cm以上は不燃材の層があるのですが、だからといって大丈夫というものではないと思います。
そこで、私は特別な方法でそのリスクを解消しました。
それがこれです。
薪ストーブの後ろに何か吊るしてあるのが分かりますか?
現在の設置状態で炉壁を最も熱くするのはこのシングル煙突の部分になります。
その部分をカバーする為に、直径50cmのブリキの王冠を利用しました。
次に薪ストーブの背面にヒートシールドが取り付けてあるのが分かるかと思いますが、メトスからはドブレ760の背面全体をカバーするヒートシールドは販売されていないと思います。
そこで、背面シールドは自作しました。
つづく
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