現在主流となっている鋼板薪ストーブは、鋳物の薪ストーブに比べて設計が新しくお洒落になっているので、背は高く横幅はそれなりにありますが、奥行きが浅い物が多いように思う。
火の回りは早く、鋳物に比べて部屋が早く暖かくなるなどメリットは多いが、最大の弱点は奥行きが浅い分、鋳物に比べて薪が沢山入らないので火持ち時間が短くなってしまう。
今回は、そんな弱点を持つ鋼板薪ストーブでどうやって朝まで暖をとったかをお伝えしたいと思います。
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ターマテックのTT22で、大型の鋼板薪ストーブになります。
薪全体に火が回りそろそろ給気を絞って巡行運転に移ろうとしているところです。
夜の8時半で、10℃だった室温が14℃くらいに暖まってきました。
その後、火が弱々しくなったので、追加薪の前に時間と室温を確認しておくことにしました。
9時5分で室温は先ほどと変わらず14℃です。
追加薪をして
薪に火が回るのを待って、給気を絞り、巡行運転にしてから寝ようと思います。
時間は夜の9時45分、2階の廊下の室温は11℃から20℃になっていました。
お休みなさい。
余談ですが、これは2階の廊下から吹き抜けを見上げた写真で、1階は30帖のリビング、2階の寝室は6帖の大きさ(他の部屋は戸を閉めている)、その他に吹き抜けで余分な6帖の部屋を温めているような感じになります。
薪ストーブの空間で上昇気流、階段で下降気流が発生して対流していればよいのですが、暖かい空気が吹き抜けの3階部分に滞留しているようでしたらシーリングファンが必要になってきます。
上手く対流しているようなら無駄な設備投資はしたくないし、どうしようか思案中です。
未明
夜中の2時40分、トイレで目が覚めたので、ついでに薪ストーブチェックです。
9時過ぎに追加薪をして5時間くらい経っているので、鋼板薪ストーブだとこれくらいが限界です(笑)。
灰を下に落として追加薪をします。
1階の室温は13℃くらいでした。
追加薪に火が回るのを待ちます。
火が回りました。
早く寝たいのですが、空気調整が済むまで寝れないので、ちょっと絞り過ぎ感はありますが、もう5分ほどすれば丁度良くなると思うので、この状態で寝ます。
時間は朝の3時近くになっていました。
2階の廊下は15℃くらいでした。
2度目の お休みなさい。
朝です
朝の7時半です。
薪ストーブは暖かい。
天板の温度が37.2℃。
火ばさみで灰を落として熾きを中央に集め
電気を消すとこんな感じになります。
追加薪をして
こうして、新しい一日が始まるのであった。
ということで、鋳物で奥行きのある大型薪ストーブであれば、一晩暖かい状態にすることはたやすい事ですが、今風のモダンな鋼板薪ストーブだと奥行きが浅い分、一度にくべる薪の量が限定されるので、4、5時間×2回で一晩持たせる方法になると思います。
以上、メリットだらけの鋼板薪ストーブの唯一の欠点である火持ち時間について記事にしてみました。
これから薪ストーブを購入する方の参考になれば幸いです。
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