今から20年前の平成10年ごろに
「万が一、田んぼを手放す事がありましたら声を掛けて下さい」
とお願いしたことがあるのですが、それを覚えていてくれたようで、平成20年に隣の田んぼの地主さんが
「土地を買ってくれないか」
と、声をかけてくれた。
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売ってくれはしないだろうと諦めていただけに、嬉しい驚きと共に早急にこの話をまとめる為に尽力した。
既存の駐車場が狭すぎるというのが隣の田んぼを買い求めた一番の理由になるが、当初の予定は500坪の田んぼを宅地造成して駐車場を拡張し、平成22年にはそこに70坪ほどの建物を建てて薪ストーブのデファイアントが入る計画になっていた。
しかし、いよいよ土地の購入という段になって、その当時お付き合いしていた土地家屋調査士の大チョンボが発覚。
田んぼから宅地への地目変換ができない事が分かり、買えなくなってしまったのである。
2年間準備してきた全ての計画が水泡に帰した。
一番被害を被ったのは当方だが、建築業者各位へは事の由を伝えてお詫びするしかなかった。
詳細は省くが、この計画は中止になった時点から5年後には法律の呪縛から解かれ、話が動き出す予定だったので、その時が来たら再度お願いしますとお伝えした。
そして法律との狭間で5年が6年になり、7年、8年と時間が流れ、最初の準備期間の2年と併せると10年の歳月が流れた。
8年前、土地の売買の話が流れた時に冗談交じりで地主さんとは、
「長期戦になったので、お互い長生きしないとね」
と言っていたのだが、最初に大工の棟梁の紹介で図面を引いてくれていた設計士さんは病に倒れて帰らぬ人となった。
あれから10年、法律の改正があった為に500坪から300坪に小さくなってしまったが、無事に田んぼを購入し悲願の工事が始まった。
不定期でつづく
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