頭の中はいつも薪ちゃん

人生80年、残り20年を楽しまなきゃ~で、富山の自宅と60万円で買った岐阜の豪雪地帯にある別荘と薪ストーブや車、DIYについて綴ってます

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屈強な男の人の手配

はっきりと記憶にないが、ビジラントとアンコールの差額は十万円以上のアップだったのではないか。当時予算を無視して何が一番欲しいかと問われれば、実はデファイアントが欲しかった。

バーモント・キャスティングス最大の薪ストーブ。大きな建物には大きな薪ストーブが欲しい。しかし、これ以上の予算オーバーは無理と判断し、ビジラントに最終決定した。

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納期は1月末との事だったので、何とか今シーズンに間に合いそう、などと考えていた。そして、待ちに待ったビジラントが少々予定が遅れて2月9日に到着した。

事前に「薪ストーブは総重量220kgあるので、運転手さん以外で3人、屈強な男の人を手配して下さい」と連絡が入っていた。「屈強?」普通の男の人ではなく「屈強な男の人?」。当日、屈強かどうか分からないが私を含めて男3人でトラックの到着を待った。

トラックが到着し、いよいよ搬入である。木枠に収められて運ばれてきた薪ストーブに脚は付いていなかった。木枠の分を含めて220kgとして、4人で割れば55kg。女性ひとりを抱えるくらいなので訳無いと考えがちであるが、これはやってみればわかるがとんでもなく重かった。想像以上である。

例えば女性を抱えるときは腕で抱えるのだが、薪ストーブを運ぶときは手首だけで持つような形になる。片方の手首に27.5kgの負担がかかる為に今まで経験のしたことのない重さになってしまうのである。

トラックからなんとかポーチに下ろし、ポーチからは引きずるようにして玄関に運び入れた。 

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