新しい部屋を使いだして一週間ぐらいは、一階の部屋で「パン！パン！」という鉄砲音のようなラップ音が続いた。
二階の部屋は全く音がしないが、一階の部屋だけラップ現象が起こるのである。
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最初は何の音か分からず考えてしまったのですが、外で子供が鉄砲で遊んでいる様子も無いのに時々パン、パンと音がするのである。
さすがに一週間ほど続いて音はしなくなったが、音の原因はこの部屋で露出している軒桁や梁の割れる音だという事に気が付いた。
上の写真をアップにしたのが下の写真です。
太い木が割れているのが分かる。
これらの木が割れるたびに部屋ではパン、パンと大きな音が響いていたのである。
二階の部屋も床や天井、柱などは無垢材で作ってあるのにパンパンと音がしないのは、それらの木は十分に乾燥しており割れる心配は無いが、太い軒桁や梁などは乾燥が不十分なので、それが部屋で露出していて割れるから音がするのである。
上の写真をアップにしたのが下の写真です。
大工さんにこの件を伝えたところ、春に暖かくなって木が割れる現象を地元の大工さんは「春はしゃぎ」と呼んでいると教えてもらった。
面白い呼び名だと思ったが、部屋が温かくなったのは気候や季節柄ではなくエアコンのせいなので、「エアコンはしゃぎ」かもしれない（笑）。
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