古民家の好きの私には、理想の「枠の内」づくりがあって、それを新築で再現するとなると相当な金額になってしまうので、造ろうと思ったことはなく、正直あきらめています。
現在普請中の建物も「枠の内」づくりなど端から考えていないので、そんな部屋はない。
応援ポチお願いします!
これまでに住宅や店舗等でそれなりに、「枠の内」づくりの家は見てきたのですが、今回訪問した山里の宿、北原荘のロビーで見た「枠の内」づくりには驚かされてしまった。
これを超える「枠の内」は存在しないのではないだろうか。
という事は、世界一の「枠の内」ということになる(笑)。
この北原荘の外観はパッとしない。
別件で近くまで来たついでに、パンフレットだけでも貰っておこうと、玄関をくぐった。
一歩中に入ると、すぐに欅の低い式台があって、そのまま土足で上がりそうになって焦ってしまったが、間一髪で式台に気が付いて、靴を脱いで上がった。
危なかった(笑)。
玄関の横には風情のある靴箱があった。
この靴箱を見ると、私は昔の銭湯を思い出すのですが、以前に銭湯払い下げの靴箱がないかヤフオクで探したこともあったのですが、残念ながら良いご縁はありませんでした。
北原荘には私の欲しい物が全て揃っているようです(笑)。
又、靴箱の横にはあり得ない大きさの欅の建具があって、見る物全てに驚いてしまう。
そして、ロビーに入るとこの「枠の内」づくりなので、感嘆のため息が出てしまいます。
視線を落とすと欅のテーブルと椅子があるのですが、どれも想定外の規格で笑ってしまう。
この建物の由来と
寸法表を撮影。
又、フロントの壁には秋篠宮御一家が宿泊された記念の額が飾られていた。
ロビーから見える庭が気になって窓に近づいてみると
これが庭の景色になります。
この大きなロビーを暖める暖房器具は、残念ながら薪ストーブではなく、FF式と思われる石油ストーブでしたが、これも部屋の景観を損ねない様に配慮がなされていました。
つづく
いつもブログを読んで、ポチッと応援して頂いているみなさんに心から感謝申し上げます。これが励みになっています!有難うございます。
お気軽に読者登録してくださいね!