昨日の続きでTermaTech社のシングル煙突になりますが、今回の訪問時に、この堅牢な2mm厚の鉄製煙突の長年使って錆びた状態の物を見せてほしいと、ちょっと変わったリクエストをしました。
すると、25年間使った物があると倉庫から出てきた。
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薪ストーブと直接繋げて使用していた煙突との事だったので、一番高温に晒されていた事になります。
25年の歳月で酸化して真っ茶の煙突が出てくるのをイメージして待っていたら、綺麗な煙突が出てきて拍子抜けしてしまった。
この煙突で最も錆びているのが、この口元部分なんですが、何の問題もない。
煙突の中はどうなっているのか錆具合を確認しましたが、これも全然問題なし。
これがTermaTech社のシングル煙突の実力だ!
という事で、嬉しくなってきました。
次に断熱材入りの二重煙突について
北欧直販のホームページで説明がある通り、写真右の日本で販売されている一般的な断熱材入り二重煙突は15cmの煙突に2.5cmの断熱材で包んで直径20cmとなっているのに対して、写真左の北欧直販で販売されているTermaTech社の煙突は5cmの厚みの断熱材で包んであるので直径25cmとなり圧巻です。
ヨーロッパでは、日本の標準的な二重煙突では安全基準をクリアーできない国もあってこうなったと聞きました。
今回の訪問で確認したのは次の事になります。
TermaTech社の二重煙突も2mm厚の鉄製か?
これはホームページでは確認できなかったので直接訊いてみたのですが、0.5mm厚のステンレスとの回答でした。
外側はSUS304で内側はSUS316だったと思います。
今流行りのパターンで遜色なしといったところでしょうか。
しかし、断熱材の厚み以外に特筆すべき点が2点ありました。それは、
①黒色の塗装が特殊で、触っても指紋が付かない。
②ロッキングバンドが本体に内蔵されていてスッキリとしている。
①は煙突の汚れを気にする人がどれくらいいるか分かりませんが、私は少数派の気になる人なので、この塗装は非常に有難く思いました。触っても汚れない、そんなイメージの塗装になります。
②は上の写真の様に、TermaTech社も旧品はロッキングバンドを使用していたようですが、現在は改良されて一体化したと説明を受けました。
それが、これになります。すっきりとした煙突で大変綺麗です。
その他、シングル煙突がグレーに対してと二重煙突はブラックなので、その件について確認したところ、熱の影響の受けるシングル煙突は耐熱塗料の色でグレーとなっており、熱の影響を受けない二重煙突は耐熱塗料を使う必要が無いので綺麗なブラックになっているとの事でした。
納得。
(二重煙突もある程度の耐熱塗料は配合されていると思われます)
つづく
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