シングウの薪割り機と聞いて
「シングウって何?」
となってしまった。
「あ、チェンソーのシングウさん?」
申し訳ないが、そんな知識しかなかったのである。
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更に話をしていて、モルソーの日本総代理店のシングウさんである事が分かった。
その瞬間
「これは申し訳ございません。あの有名なモルソーのシングウ様でございましたか。」
と、イメージが180度変わったのであった。
ブランド力って大事である。
さて、肝心の薪割り機になるが、エンジンは日本で三菱エンジンに乗せ換えしているとの事だが、この品物は一体、何トンの力があるのか確認した。
「計算の仕方が違うんですが、イタリア式の8トンです。」
答えを聞いて愕然とした。
「たった8トン?」
何だか訳の分からない回答ではあるが8トンとは。
長年使っていた黄色い電動薪割り機の力が7トンで力不足だから、それを補うためのエンジン薪割り機の購入検討である。
それが、たった8トンでは電動とほとんど変わらない。
パワー不足である。
これは駄目だと思いつつ、一応実演をしてもらえる事になっていたのでお願いした。
現場にあった玉は松や堅木であったが、どれもサクサク割ってゆくではないか。
わざと節のある木も幾つか割ってもらったが、全く問題ない。
これは、私のイメージする8トンじゃない。
イタリア式の8トンって一体何トンなんだ。
20トンは無いかもしれないが、13トンくらいあるのではないか。
そんな仕事振りであった。
エンジン音の唸りも全くない。
エンジンに無理な負荷がかかっていない、余裕で割っているのが音からも分かる。
「こんなにパワーがあるのに8トンと謳っていては売れるはずがない。ほかのメーカーと同じように、日本式で何トンか計算し直して販売された方がいいですよ。数年前に普及した黄色い電動薪割り機で物足りなさを感じているユーザーが、エンジン式を物色する際に8トンではターゲットにはならない。」
このように担当者にアドバイスしたが、この声は上まで届くのか?(失礼)
つづく
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