頭の中はいつも薪ちゃん

人生80年、残り18年を楽しまなきゃ~で、富山の自宅と60万円で買った岐阜の豪雪地帯にある別荘と薪ストーブや車、DIYについて綴ってます

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漆喰塗りの完全手順!プロ直伝「城かべ」2度塗りのタイミングとアク止め対策

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自宅の内壁リフォームやDIYで人気の高い「漆喰(しっくい)塗り」。調湿効果や消臭効果があり、何より美しい白壁が魅力的ですが、「木部がアクで黒く汚れないか?」「プロはどうやって均一に美しく仕上げているのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

今回は、本格的な左官工事の現場から、高級漆喰「城かべ」を使用した2度塗りの全工程をレポートします。また、工事前に当方で行った「ヒノキの木部を守るための重要な下準備(アク止め)」についても詳しく解説します。DIYで漆喰塗りに挑戦したい方はぜひ参考にしてください。

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【下準備】漆喰のアクからヒノキを守る!リボスオイル(アルドボス)でのアク止め対策

漆喰工事が始まる前に、当方側で絶対にやっておきたかった重要な作業がありました。それは、漆喰と直接触れる木の部分(今回は美しいヒノキの柱や見切り材)に、浸透性塗料を塗っておくことです。

なぜこの作業が必要かというと、漆喰は強いアルカリ性を持っているため、木材の成分と反応して「アク」を吸い上げてしまい、せっかくの木部が真っ黒に変色してしまうリスクがあるからです。

せっかくの美しいヒノキが黒く汚れてしまっては台無しです。今回は自然塗料として定評のある「リボスオイル」のクリア仕上げ『アルドボス(No.266)』をチョイス。二日間かけて丁寧に「2度塗り」を施し、しっかりとした撥水・アク止め層を作っておきました。

左官工事2日目:美しい仕上がりを左右する「マスキング養生」の極意

下準備を終え、いよいよプロの左官屋さんの2日目の作業がスタート。この日の作業は、最も重要とも言える「マスキングテープ貼り(養生)」から始まりました。


実は、初日の下地塗りと、2日目の漆喰本塗りとでは、マスキングテープを貼る位置(ちり割りの幅)が違います。

  • 初日の下地塗り時: 柱から約2mm開けて貼る

  • 2日目の漆喰塗り時: 柱から約1mm開けて貼る

このように段階的に隙間を狭めることで、下地が露出せず、漆喰が厚みを持って美しく木部と馴染むようになります。私も過去にDIYで漆喰塗りを経験しているので、この正確なマスキングこそが仕上がり美しさを決めることを身をもって実感しています。

使用する漆喰は伝統の「城かべ」:絶妙な柔らかさの秘密

今回使用する漆喰は、日本の伝統的な高級漆喰ブランド「城かべ」です。

袋を開けてバケツで攪拌(かくはん)した状態を見て驚いたのは、その「柔らかさ」でした。自分が思っていたよりもかなり扱いやすく、滑らかに調整されています。この絶妙な粘度が、壁への密着性と美しい伸びを実現します。

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プロの道具たち:工程ごとに使い分ける「鏝(こて)」の数々

初日の下地塗りの段階ではコテは1つしか使っていませんでしたが、漆喰の本塗りとなると話は別です。

左官屋さんの手元には、形や材質、厚みの異なる様々な種類の鏝(こて)がズラリと用意されました。中塗り用、仕上げ用、角用など、シーンに応じて瞬時に使い分けていきます。

【実践】漆喰の2度塗り工程と「ベストな乾燥タイミング」

いよいよ本塗りのスタートです。漆喰は一度に厚塗りするのではなく、2回に分けて塗り重ねることで、ひび割れを防ぎ平滑な面を作ります。

1回目:漆喰塗り(午前8:30〜)

まずは1回目の漆喰を全体に均一に伸ばしていきます。この段階では、まだ表面に「鏝跡(こてあと)」がしっかりと残っている状態です。

2回目:重ね塗り(午前11:00前〜)

ここがプロの重要なタイミング!「1回目に塗った漆喰が完全に乾く前(半乾きの状態)」を狙って2回目を塗り重ねます。これにより、1層目と2層目が完全に一体化します。2回目が終わった時点でも、まだ表面には薄くコテ跡が見られます。

職人技の真骨頂!14時からの「鏝押さえ(こておさえ)」でフラットな美しい壁へ

14時を過ぎ、壁全体の水分が適度に抜けてきたところで、左官工事のハイライトである「鏝押さえ(仕上げ)」に入ります。

1面が終わるごとに、鏝をこまめに水洗いして綺麗に保ちながら、壁の表面を優しく、かつ正確にコテで押し込んでいきます。

この作業によって、午前中に出ていたすべての鏝跡が嘘のように消え去り、驚くほどフラットで滑らかな、美しい鏡面のような漆喰壁が姿を現します。

 

全体の鏝押さえが終わった後、半乾きの状態で慎重にマスキングテープを剥がします。最後に、水を含ませた刷毛(はけ)を使って、木部と漆喰の境界線(縁)を綺麗に整えれば、すべての工程が完了です。

まとめ:伝統漆喰「城かべ」の美しい白壁が完成!

仕上がった漆喰壁は見事な純白で、光を柔らかく反射しています。

事前に時間をかけて「リボスオイル(アルドボス)」でアク止めを徹底したおかげで、大切なヒノキの柱や見切り材も一切黒ずむことなく、美しい木目をキープしたまま引き立っています。

漆喰塗りをDIYで行う際も、この「木部のアク止め」「マスキングのミリ単位の調整」「半乾きでの2度塗り」「タイミングを見極めた鏝押さえ」というプロの工程を意識することで、格段にクオリティを高めることができます。ぜひ皆さんの参考にしてみてください!

今回の左官工事ですが、実は写真だけでなく動画もたくさん撮影しました。もし『実際の職人技を動画で見たい!』という需要があるようでしたら、後日YouTubeにアップするかもしれません。その際はまたブログでお知らせしますね!

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