頭の中はいつも薪ちゃん

薪ストーブが大好きで、薪集めや薪ストーブのメンテなど、一年中愛人薪ちゃんの事を考えている困ったオヤジのブログ

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妻が2千万円借りて農業を始めた話の続き

昨年6月に、親戚が農業を始めるための準備に取り掛かった話を記事にしたのですが、その続報をお伝えしたいと思います。

第1話は下に貼っておきます。

妻が2千万円借りて「事業を始めたい」と言い出したら夫の貴方はどうする?

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本格的に雪の降る前の1月21日に、半年振りに現場を訪れました。
透明なビニールハウス6棟の方にはほうれん草が植えてあり、白いビニールハウスの方は作業棟になります。

 

半年前は塩ビ管が立った状態だった井戸はコンクリートで囲まれていて

 

蓋を開けるとこうなっていました。

ここから水中ポンプでくみ上げられた水が作業棟の中に送られて

 

作業棟の角に置かれたこのポンプでビニールハウス6棟に水が送られるようになっていました。

 

それぞれのビニールハウスの前には元栓があって、そこを先ず開通し

 

中にあるバルブを開けると

 

水が出てきます。

 

穴の沢山開いたホースはビニールハウスの両側に設置してあり、バルブの開き加減で中央まで水が届くようになっていて、ホースの穴の向きがバラバラなので近くから遠くまでまんべんなく水やりができる優れ物です。

上の写真は水が見えにくいのですが、左側のホースから1mくらい水を飛ばしている状態で地面が濡れているのが分かると思います。

 

こちらは左側のホースから真ん中まで水を飛ばした写真ですが、白く点々に写っているのが水です。

半分近く収穫の終わった棟です。

こちらは三分の二が収穫済みといったところでしょうか。

 

芽が出て間もない棟です。

 

こちらの棟も同様です。

素朴な疑問で、どうやって種を蒔いているのか訊いてみたところ、このかんじきを履いて

播種機(はしゅき)という便利な機械があって

 

この機械を手押しして蒔くのだそうです。

 

ビニールハウスの換気や温度調整は

 

この通称「くるくる」を回すことでビニールを巻き上げて

 

横壁をメッシュ状態にして換気が出来るようです。

 

こちらは作業棟の中です。

 

この水槽で収穫したほうれん草を洗い

 

重さを量って

 

この赤い機械でPP袋に入れて

青い収穫コンテナに入れて出荷という流れになります。

 

今の季節は使いませんが、夏には収穫したほうれん草は出荷までこの冷蔵庫で保管するそうです。

 

畑はこのトラクターで耕しているそうで、前にバケットを付けて除雪も可能な仕様になっていました。

ここまでにかかった費用は約2200万円で、500万は就農補助金が出るので要返済額は1700万円になります。

これらの資金は青年等就農資金という日本政策金融公庫からの融資で、無利子になります。

就農から2年間は返済据え置きとなるので、2年後から銀行への返済が始まって毎年150万円以上の返済義務が発生します。

昨年末から市場への出荷が始まっていて借金は返していけそうですが、この仕事1本で食べていくとなると更なる拡張が必要となってきて、それに比例して労力を要しますので人を雇わないと回っていかなくなります。

以上が、私が聞いてきた話になります。

この記事を読んで就農に興味の湧いた方はトライしてみて下さい。

ちなみに私はこういった明けても暮れても繰り返される切りの無い仕事は大の苦手で、ぞ~っとしますが、この仕事を始めた親戚はわくわくするのだそうです。

男と女の違いというのもあるかもしれませんが、こういった方が日本の食を支えてくれているのだと思います。

かく言う私も、明けても暮れても「薪づくり」をしていますので、結構似たところがあるのかもしれません(笑)。

以上、就農についてお届けしました。

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