日中は寝室に行く事が無いので、夕食を済ませて薪ストーブに火を入れる頃には寝室は寒々としていて、室温が5℃以下という事が当たり前の状態だ。
日中に日が差しておれば室温もこれほど寒くは無いのですが、残念ながら年末年始は日も差さず富山県らしいお天気だった(笑)。
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夜の7時に1回目の火を入れて、9時ごろに追加薪をして10時半に寝ようと思って寝室に戻った時の室温は約18℃となっていた。
ベッド側から薪ストーブを見た光景になります。
反対側の出入り口側から見るとこうなります。
松の薪がNGの訳
薪ストーブを始めた頃は、針葉樹しか原木が手に入らず、玄関に設置したビジラントで杉や松ばかり焚いていたのですが、玄関の廊下を手で触ると煤で真っ黒という事が当たり前の様に起こった。
その時はトップローディングの薪ストーブが原因で起こっているのかと思ったりもしたのですが、本当の原因が分からず、寝室に薪ストーブを設置している人は布団が煤で黒く汚れる問題をどう解決しているのか不思議に思っていた。
その後、食堂にサイドローディングの薪ストーブを入れて玄関と同様に杉や松を焚いていたのですが、トップローディングでない薪ストーブも玄関と同様にテーブルを手で触ると真っ黒になることがあったので、ググっても出てこない現象が何故我が家だけで起こるのか疑問に思っていた。
そんな薪ストーブライフが数年続いていたのですが、ある時、煤で汚れる原因が松であることに気が付いた。
建築端材の米松も、古材の松も燃やすと火室に灰よりも遥かに軽い黒い煤が残っていて、毎朝薪ストーブを掃除する際にどうしてもその黒い煤が部屋に舞い上がってしまい、それが原因で床やテーブルが真っ黒になっているという事に気が付いたのである。
この煤こそが 松煙 と呼ばれる物で、墨汁の原料だったりします。
この事が分かってから、我が家では薪として松は絶対NGとなったのでした。
この日は10時半に更に追加薪をして、ポカポカ状態で眠りに就いた。
小型高性能薪ストーブのターマテックTT20BAZICで広葉樹を焚いているので、黒い煤に悩まされることの無い快適な薪ストーブライフを過ごしているのであった。
この事はググっても出てこない事なので、松の薪を焚いている人は少ないかもしれませんが、同様に悩んでいる人のために記事にしてみました。
これをご覧の方の、薪ストーブライフの参考になれば幸いです。
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