27年前、本館を建てた時にトイレの手洗いに付けたINAX(LIXIL)の「立型水石ケン入れ」から石鹸水が全く出なくなって、何年もほったらかしの状態だったのですが、約半年前に男女それぞれのトイレに取り付けてある「立型水石ケン入れ」をばらして修理を試みたところ、女子トイレの方は直ってその後普通に使えるようになったのですが、男子トイレの方は石鹸水が出るには出るのですが、量が少なくて使い辛い状態となっていた。
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そこで、再度修理に挑戦してみることにした。
万が一に備えて、交換部品も調べて取り寄せておいたのですが、これに頼らずに修理してみたいと思います。
一応下に同品を貼っておきます。
先ず本体をばらして問題の部品を取り外します。
工具無しで下から押せば外せます。
この部品と
黒いこのパッキンが交換部品として一式で売られている物になりますが、結論を先に言うと、このパッキンが今回の修理の 要 になります。
新品部品と一緒に並べてみると、左の新品と違って右の古い方はゴムが段々になっています。
これは元々そうなのか、時間の経過と共に変形してしまったのか、どちらなのか分かりませんが、石鹸水が出ない原因はこれだと思い
このパッキンを表裏逆に取り付けて試してみる事にしましたが、残念ながら石鹸水の出は改善されませんでした。
振り出しに戻ったので、石鹸水が出ない原因をイチから考え直してみたところ、根本的な原因を発見することが出来ました。
それはゴムパッキンの 穴の大きさ になります。
上の写真は新旧二枚のゴムパッキンを重ねてあるのですが、新しい方の穴の直径は11mmに対して、古い方は9mmしかありません。
つまり、古い方の穴の大きさを直径で11mmにすれば修理は完了となります。
穴を大きくするのに、手持ちの道具で色々試してみたのですが
以前ダイソーで買ったダイヤモンドやすりが、地味な作業となってしまいますが一番効果がありました。
穴が直径11mmとなったゴムパッキンをマイナスドライバーで奥まで押し込んで
石鹸水が漏れてこないようにタンクを慎重に取り付けて修理完了です。
石鹸水の代わりに水を入れて、さらされと出てくることを確認しました。
おさらい になりますが、修理が必要なのは②パッキンになりますので、穴の直径11mmのこの部品を買えば石鹸水が出るようになります。
又、タンク取付部にも薄い①パッキンがあるのですが、これも古くなるとタンクとの接合部分から石鹸水が漏れてくる可能性があるので、このパッキンも一緒に交換する方が良いと思います。
私は慎重にタンクを取り付けて、なんとか漏れないようになりました。
同じ時期に取り付けられたと思われる、INAXの「立型水石ケン入れ」で石鹸水が出ないのを、我が家以外でもあちこちで目にするので、修理をされる方の参考になればという思いでこの記事をまとめてみました。
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