先日記事にしました、無色透明な防腐剤で処理された建築端材を、何も知らずにいつもと同じ様に焚いたところガラスが真っ黒になり、その後なんとかその頑固な汚れを落とすことが出来たものの、耐熱ガラスには白くザラザラした曇りが残ったという出来事ですが、この記事は物凄く反響があり、多くの人に読まれました。
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（上の写真は汚れを落とす前の状態です）
白くザラザラした曇りは汚れではないようで、どんなに頑張っても落ちない。
この問題を解決したくブログで情報を公開し、どなたか詳しい方からのコメントを求めたところwood0828さんから有難い情報が寄せられたので、その情報を公開し薪ストーブ愛好家で共有したいと思います。
先ずは、上の記事にwood0828さんからコメントがあったのですが、その一部をご紹介します。
耐熱ガラスは石英ガラスが主で、耐熱性は強いですがアルカリや銅酸化物等に弱く、木材系廃棄物焼却炉ののぞき窓に使われる耐熱ガラスは防腐木材を燃焼させるとすぐ曇り表面がざらざになります。
信越石英HPから資料が出ていますので参照して下さい。
対応方法は3種
１．燃やさぬ事
２．のぞき穴に捨てガラスを入れて交換する事
３．磨く事
石英ガラスは硬度7になりますので酸化セリウム研磨剤をつかって磨いて下さい。
ポリッシャーで簡単に磨けます。
酸化セリウム研磨剤はアマゾンで50ｇ1000円です。
そこで、具体的な品名を教えて欲しいとe-mailで問い合わせをしましたところ回答があった。
その品物を下に貼っておきます。
酸化セリウム研磨剤を電動ポリッシャにて研磨すれば０．０５ミリ程度研磨すればきれいになります。
ただし硬度が石英ガラスは７ありますの少し時間がかかります。
腐食度合いが深い場合は上記のダイヤモンドペーストにて磨けば傷や濁りはとれます。
その後、更に手順を連絡頂いた。
耐熱ガラス研磨手順ですが、酸化セリウムで磨いた後500番から徐々に2000番まで耐水ペーパーで磨き、その後自動車用コンパウンド細目で仕上げて下さい。
自動車用コンパウンドはダイソーで売っています。
色はスカイブルーです。
又、緑色の防腐剤は誰もが知るところですが、無色透明の防腐剤はあまり知られていないようで、私も今回被害に遭って初めて知ることになったのですが、その件も調べて頂いたようで情報が寄せられました。
郡山市にある、構造用集成材のメーカーの藤寿産業の技術担当者に確認いたしましたところ、現在の新築物件に使われる基礎部構造材は建て主が着色防虫防蟻防腐材を嫌う為に、無色が80％以上だそうです。
見分け方は油性の場合は微妙に匂いがするそうで、水性の場合は微妙に色がついているそうです。
以上になります。
もうすぐシーズンオフになりますので、添付の商品を買い求めて耐熱ガラスを研磨したいと思っています。
この情報が皆さんの薪ストーブライフにとって有益なものとなりますように。
wood0828さん情報有難うございました。
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