石の割り付け、その割り付けを踏まえての水栓金具の位置決め、追い焚き金具の位置決め、浴槽と洗い場の排水金具位置決め、天井高の指示、アスファルト防水工事が出来るまでの準備、下地のモルタルの厚み指示、壁面の歪み修正等と、施主がここまで関わって指示する現場が世の中にどれくらいあるのだろうか。
当初、「こんな感じでお願いします」と、大まかな指示をして、「後は宜しく」で通じると思っていただけに、ここまで来るのに大変な苦労が伴ってしまった。
応援ポチお願いします!
上の写真二枚は、先日の記事でも掲載しましたが、壁が傾いていたので大工さんの墨出しを基に左官屋さんがモルタルでふかして真っ直ぐにし、直角を出しているところです。
洗い場のカウンターも左官屋さんがブロックを組んで上手く作ってくれた。
そして、十和田石が運び込まれた。
サイズは20cm×40cmで厚みは壁面はオール15mm、床面や天端、カウンターは22mmだ。
先程の写真が全てかと思っていたら、こちらにも十和田石が置いてあった。
厚さ違いがあるのと量が多いので、二ヶ所に分けて置いたようだ。
そして、ついに工事が始まった。
脱衣室から浴室に入って一番目に付く場所から張り始めた。
目地の部分に水栓金具がくるのも全て計算通りとなっていたので、安心した。
同じ高さでそのまま一周ぐるりと回って水平を決める様だ。
壁への圧着は、ボンド入りのモルタルだ。
この写真は翌日の作業風景だが、次々と十和田石が張られていった。
そして、まだ一面だけだが、天井まで張り終わった。
一番上の石も縦20㎝の十和田石をカットすることなく張られていた。
これも計算通りに施工されていたので安心した。
現場で見ると天然石ならではの素晴らしさを感じ取ることができるが、写真ではなかなかお伝え出来ない。
直接見ると「お、お~!」と感動するが、写真では「ふ~ん」としか思えないくらいの違いがある(笑)。
おしまい。
いつもブログを読んで、ポチッと応援して頂いているみなさんに心から感謝申し上げます。これが励みになっています!有難うございます。
お気軽に読者登録してくださいね!