約11年前に設計が始まった今回の普請ですが、その時点でリビングに階段を設けると吹き抜けとなって薪ストーブの暖気が二階へ流れていくので、仕切り戸を入れる設計にした。
基本的には一階のリビングに繋がる部屋だけを暖めるようにして、二階の部屋にお客さんが入るときだけ仕切り戸を開けて暖気を二階へ流し二階も暖めることにした。
リビング階段で暖気が二階に上がるのもケースバイケースで善し悪しである。
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リビングと階段を遮断する三枚の仕切り戸は未だ出来あがっていないが、大工さんの作業所で刻みを終えた階段が搬入された。
この建物は当初杉を多く使う予定だったが、材木屋さんと大工の棟梁の話し合いで、高い値段の檜は買い手が現れないという話となり、材木屋さんが長年抱えていた檜を値段を下げて放出してもらう事になった。
そのお陰で大黒柱以外の柱は全部檜となり、階段の材木も檜となった。
どの程度の檜を使用するのかまでは聞いていなかったのですが、階段は見えるところには殆んど節の来ない仕上がりになったようだ。
それにしても、搬入された檜のあまりにも美しい姿を見て驚いてしまった。
早速取付開始である。
一階から一段、二段と上っていくと二階の床も含めて15段となる。
一段の高さは約20cmだ。
横幅は約120cm、段板の厚みは5.5cmほどあると思う。
立派過ぎて感動の嵐だ。
二人の大工さんで約一日の作業となった。
公共施設で緩やかな階段は目にするが、一般家庭でこれだけ緩やかな階段を私は見たことがない。
段板には養生がしてあるが、二階から見下ろした写真になります。
材料も含めて素晴らしい階段がお目見えして嬉しい気持ちで一杯だ。
階段を下りていくと右手のこの場所に三枚の引き戸が入る。
黄色の紐の下がっている鴨井のある部分に引き戸が入るですが、現段階では分かり辛いので分かり易くなってから再度お伝えできればと思います。
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