建て方二日目は略式だが上棟式と定めた記念日で、奇跡的に朝から雨は降っておらず曇り空で、気温もそんなに高くない素晴らしい日和となった。
週間予報では今週は一週間ずっと雨で、その中でも今日が一番酷そうな天気だっただけに、この恵みに感謝した。
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今日の仕事は、まるで電信柱の様な丸桁の取り付けから始まった。

建物の正面側と背面側に一本ずつ取り付けるのだが、先ずは背面側から工事に取り掛かった。

建物の背面までクレーン車(レッカー)のアームを伸ばして無事に丸桁の取り付けが終わり


続いて母屋桁の取り付けを行った。

随分と組み立ては進んでいるが、まだまだ敷地には構造材が沢山残っていた。

ここで、薪ストーブ愛好家であれば、見たことのある人が多いのではないかと思われる道具が登場した。

一本のポールに重りが通してあり、その重りを上下させて下方向に衝撃を与えて柱を床に挿す道具である。
この原理を利用した薪割り機を見たことがあったので驚いたのですが、多分建築で使われているこの道具が元で、薪割機が生まれたのではないでしょうか?一応下に貼っておきます。興味のある方はどうぞ。
どちらが元祖か分かりませんが、類似品がありましたので、それも貼っておきます(笑)。


母屋桁の取り付けを内部から撮影するとこんな感じになります。

もうすでに評判の良い欅の差し物になります。
惚れ惚れします。

ポーチの七寸角の欅の柱です。
向きを直しているところですが、短いのに非常に重そうです。


その欅の柱の上に下木を取り付けて

反対側も同様に先ずは欅の柱を建てて

下木を上から叩き

横からも叩いて組んでいきます。

そこに、電信柱の様な丸桁を載せて

更に四角い桁で継いで、かけやで叩いて柱に挿して一丁上がりです。

次に三分割された母屋桁の真ん中と

母屋桁の左と、写真はありませんが母屋桁の右と工事は進みました。

その後、大工さんは二階へと移動。

皆で床張りを済ませ細かい柱を次々と建てていきました。

建て方二日目の午前の部はここで時間切れとなりました。
つづく
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