私のお気に入りのTermaTechの煙突ダンパーですが、オフシーズンなので暫く触っていなかったのですが、何気にハンドルを回そうとしたところ固着していて回らなくなっていた。
厳密にいえば全く回らないのではなくて、吃驚するほど固くて回りにくい状態になります。
このTermaTechのダンパー付き煙突は以前にも購入していて、これは2本目なのですが、動かない現象は今回が初めてになります。
山荘の方の煙突でこの現象が起きたという事は、この山荘の高い湿度が原因か、もしくは、シーズン中にダンパーを一度も動かさなかった事が原因なのかもしれません。
何故シーズン中にも一度も動かさなかったかと言うと、TermaTech TT22の薪ストーブは高性能で、本体にある空気調整のレバー1本で完全に吸気を絞れる事が出来るからで、この煙突ダンパーを使う必要がなく、お飾りになってしまったからです(笑)。
山荘訪問ついでに軽くメンテナンスをすることにして、事前に10mmのスパナを用意しておいたのですが、このお陰でモンキーを使う必要がなく作業を簡単に進める事ができました。
スパナを回す際は煙突本体にスパナが触れて疵(きず)がつかないように意識して回します。
ナット2個を外したら、次に煙突の中にある円盤のV字の切り欠きを利用して、簡単な知恵の輪をしているような状態になりますが、斜めにするなどして取り外します。
当然煤が付いて汚れていますので、そのままそっと外へ持ち出します。
ダンパの煤を落とす刷毛などの掃除道具を山荘に持ってくるのを忘れたので、屋根の錆落としで使用したワイヤーブラシを使用することにしました。
ワイヤーブラシがちょっと荒く完璧には掃除できませんが、そこは我慢です(笑)。
ここで、煙突ダンパーの蓋の内側にプラスチックのような物が貼ってあることに気が付いた。
これは以前購入した同商品には無かったと思う。
ドイツ工場から出荷の際に外し忘れたのではないだろうか。
一部剥がれていましたので、掃除ついでに完全に剥がして処分することにしました。
煙突ダンパーの心棒と円盤部分全てにWD-40をスプレーします。
ダンパーを煙突に取り付けて終了です。
この後、ダンパーのハンドルを何度もぐるぐると回して心棒にシリコンが馴染むようにしておきました。
これで固着問題も解決だと思います。
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