昨年末の話になりますが、「薪求む」の立看板を見て初めての人が訪ねてこられた。
対応した者が私を呼びに来たので、玄関へ行くと誰もいない。
「?」
と思っていると、
「今、名刺を取りに行かれた。」
との事だったので、待っていると戻ってこられた。
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名刺交換を済ませて
「前の看板を見たのですが、薪になる原木があるので...」
と切り出された。
「杉や松は今お断りしているので、広葉樹でしたら...」
と説明をすると、その方は
「広葉樹ですが、看板に無料とあったようですが?」
と訊いてこられたので
「今まで、お金をお支払いしたことは無いですし、その件でトラブルになったこともありません。」
と、お伝えした。
何となく残念そうにしておられたのですが、
「現場はここからすぐ近くです。」
と、携帯の写真を見せてこられた。
写真では大きさがあまり分からないのですが、まとめて置いてある原木は軽トラ1台分のように見えた。
「特別な事情が無い限り基本的には原木を持ってきてもらうようにしているのですが、念の為お訊きししますが、無料ですよね?」
と確認すると
「1万円でどうかなと思って...」
と言われたので
「本当に買ったことが無いので、今回は残念ですが...」
と断りながら再度名刺を確認すると、以前インターネットで見たことのある隣の市の庭木の伐採を請け負っている業者さんだった。
「以前インターネットで御社を見たことがありますよ。薪の販売もされてますよね?」
と確認すると
「はい、してます。」
と、嬉しそうに返事が返ってきた。
「薪屋さんだ。どうりで無料でない訳だ。」
と、お伝えしつつ
「以前は原木を購入しようか迷っていた時期もあったのですが、今は立看板のお陰で原木が集まってくるので購入はしませんが、違う形でお付き合いができるかもしれないので、今後共宜しくお願いします。」
と言って “さようなら” となった。
こんな感じで、立看板があると色んな出会いがあります。
おしまい
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