薬缶(やかん)と違い、鉄瓶のお湯は美味しい。
最初は
「何となく美味しいように思う」
と言った違いでしかないと思っていたのですが、そうではないようだ。
鉄瓶のお湯で入れたコーヒーが毎回美味しいので
「これは間違いなく美味しい」
という事に、数年前に気が付いた。
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我が家で鉄瓶のお湯に嵌(は)まった人は、お茶やコーヒーに鉄瓶のお湯を入れて飲む以外に白湯(さゆ)を飲んでおられる。
それくらい美味しいのである。
女の人の中には鉄瓶のソムリエ(仮称)まで出てきて、この鉄瓶よりもあの鉄瓶の方が美味しいとか、私の好みの味だといった会話までなされているので驚いてしまう。
私は薪ストーブに触れるようになってから、鉄製品が好きになり、それが高じて鉄瓶コレクターのようになってしまった。
どれくらい好きかと言うと鉄瓶の部屋が欲しいくらいで、小さな部屋の壁一面に棚を作り、そこに色んなデザインの鉄瓶を無数に展示したいと思うくらいである。
現実には、これ以上鉄瓶を買わないように気を付けているのですが、時々我慢できずにヤフオクの鉄瓶コーナーを物色してしまうのである(笑)。
食堂のドブレ760の天板には常に鉄瓶を2つ置いてお湯を沸かしているのですが、湧き次第電気ポットに移しているので、どのポットでも美味しい鉄瓶のお湯が飲めるようになっている。
上の写真は玄関のドブレ760で、この日は火が入っていませんが、その向こうに見えるのが三方(さんぽう)の上に載っている鉄瓶であります。
「鉄瓶の部屋」が無いので、こうやって玄関に飾って楽しんでいるのですが、同じ鉄瓶を使っていても飽きてくるので、違う鉄瓶が使いたくなって取りに行った。
ここにある、3つの内のどれにしようか迷いつつ
一番右にあった、これに決定。
食堂の火の入っているドブレ760の上へ移動し、現役復帰となった。
ちなみにアルミの薬缶に何が入っているのか妻に確認したところ、アップルティーが入っているとの回答。
私には無縁の飲み物なので、知りませんでした。
鉄瓶3つは多すぎるかどうかは、しばらく使ってみて考えたいと思います。
という事で、本日は鉄瓶の話でした。
by 鉄瓶コレクター 石川薪ェ門
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