妻からSOSの要請があった。
欅に大量の毛虫が発生しているとの事。
これまでも別の木で毛虫の発生はあったが、欅は初めてである。
見たこともない毛虫との事だったので、教会の将来のシンボルツリーである欅の命に係わるかもしれないと、急遽害虫駆除要員として駆り出される事となった。
毛虫、害虫、毒、気持ち悪いというイメージには違いないが、本当に毒があるかどうかは知らないし、実際この毛虫の名前も「欅 毛虫」で調べてみたが特定が難しく分からなかった。
とりあえず、うじゃうじゃいるには違いないので、一匹ずつ火ばさみでつまんで駆除することにした。
この欅は我が家のシンボルツリーとして育てようと思っていた矢先の出来事である。
道路際にあるので、駆除している私の姿は、前の道を走る車から目に付き易い。
見知らぬ車がウインカーを出して近くに停まり、ご婦人が降りてこられた。
「近々、杉の木を伐るので持ってきてもいいですか?」
見知らぬご婦人に尋ねられた。
「杉ですか?杉は今お断りしているんですよ。貰っていた時期もあるんですが、広葉樹に比べて火持ちが悪く、標準的な薪は3時間持つんですが、杉だと1.5時間しか持たないんで、お断りしているんです。」
断る理由も明確にして、丁重にお断りした。
「分かりました。」
納得されたご様子だった。
「すみません。又、お願いします。」
このご婦人が次回広葉樹の話を持ってきてくれるかどうか、こればっかりは分かりません。
さて、毛虫駆除の話ですが、数えていませんが、全部で50匹以上はいたと思います。
木の幹の他、地面にも沢山いました。
風が吹くと枝からパラパラと落ちてきている様でした。
この写真は毛虫が苦手な人は鳥肌が立つのかな?
もし、そうだとしたら申し訳ないのでタイトルに閲覧注意と入れました。
駆除を終えて、家に入ったのですが、半袖で作業していたせいか、腕の皮膚の柔らかい部分が2ヶ所チクリと痛い。
毛虫と対峙すると大概どこかがこうなります。
毛虫の毒針毛でも刺さったのか詳しい事は分かりませんが、首でなくてよかったと思いました。
本日の一枚目の写真ですが、見ようによっては美しくもあります。
そう思うのは私だけだろうか(笑)。
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