このタイトルだけで意味は分かりますか?
私は電動薪割り機を5年以上使ってきて、二つに割れた薪がロケット砲の様に飛んでいく危険な状態を何度も経験していますが、電動を使ったことのない人は分からないかも。
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飛んだ先に子供でもいたら一大事となるのですが、この現象はいかなる薪割り機でも起こるのかと去年までは思っていましたが、どうやら違うらしい。
今年、エンジン薪割り機を導入した事により、そのカラクリが見えてきた。
電動の薪割り機だと必ず起こるかというと、そうではなくて、ある条件が揃うと危険信号となる。
それは、薪が乾燥している場合である。
原木も伐ってすぐだと木の表面が柔らかいのでロケット砲は起きづらいと思うが、伐ってからしばらく放っておかれた木や、私のよく扱う建材は乾燥しているので度々ロケット砲現象が起きる。
しかし、電動と違ってエンジン薪割り機だと強い力で余裕で割ってくれるので、この現象は起きないと言うか起きづらい。
それでは何故電動薪割り機でロケット砲が起こるかだが、力の弱い細いリンダーだと堅い物を割る際に圧縮されて、縮められたスプリングが弾けた様になるので、割れた薪がロケット砲になるのだと思う。
乾いた木材も、表面が乾いて固くなっているので、その表面を割る際にシリンダーが圧縮されて力を一瞬溜めた状態になり、表面が割れた瞬間に力が解放されてロケット砲になるのだと推測される。
この他、もう一つ危険な現象は、電動薪割り機はシリンダーの薪を押す部分がエッジの随分手前(約15cm)で止まってしまう為、薪が思うように割れず中途半端で終わってしまう。
それを補うために間に薪とは別の木を挟んで薪割りをする事が多い。
しかし、この挟んでいる木が時と場合によって滑ったり弾かれたりしてすごい勢いで飛び出してくるのである。
これが顔にでも当たったら大変な事である。
その点、私が購入したエンジン薪割り機はエッジの1~2cm手前までシリンダーが来るので、間に木を挟む必要がない。
よって、この危険性はゼロである。
(全てのエンジン薪割り機のシリンダーがエッジのすぐ近くまで延びてくるかどうかまでは私は知らない)
私は幸い薪割りをしていて、飛んできた物が顔に当たった事はないが、間一髪は何度も経験しているし、挟んでいた物が飛び出して足に当たった事は何度が経験している。
打ち身や打撲で済んでいるからいいようなもので、ポッキリいっていたらこれも大変な事である。
下の写真は飛んできた薪が椅子の背中部分を貫通して壊れてしまった物。この時に座っていたら体に命中していた事になる。
以上の様に、危険な状況になり易いのが電動薪割り機である。
そして、ならないとは言わないが、なりにくいのがエンジン薪割り機である。
これらを承知の上で安全第一で怪我の無いように注意して使っていかなければならない。
楽しいはずの薪ストーブライフが怪我をすれば台無しである。
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