2013年2月27日のビジラント初焚から約1ヶ月半でそのシーズンが終わったのだが、その終わった4月にホンマ製作所のハゼ折りシングル煙突に穴開け加工をして煙突ダンパーをDIYで取り付けた。
しかし、それからたった2年で煙突と煙突ダンパーは廃棄になってしまった。
(煙突は口元の1本だけ廃棄で全部ではない)
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先ず、どうして煙突を廃棄にしなければならなくなったのかですが、ホンマ製作所のハゼ折り煙突の素材SUS430のステンレスでは私の過酷な使用に耐える事ができなかったからである。
たったワンシーズンの使用で梅雨時の湿度の高い時期に、煙突口元から約20cm上の部分に無数の茶色い水滴(錆汁)が浮き出てきたのである。
あいにく、証拠写真はないが、これが何なのかを理解するまで時間がかかったし、ホンマ製作所に不良品として煙突を送ろうかと思ったくらいである。
その後、煙突を交換して2本目の煙突を1年使用した状態が下の写真である。
錆汁が乾いているのが分かる。
更に使っていくとこの部分に穴が開いてくるのである。
それまでは、薪ストーブは消耗品だが煙突は一生物と信じていたのだが、煙突の種類によって話は変わってくるという事が分かった。
しかし、同じホンマ製作所のハゼ折りシングル煙突を5年以上使用している人にこの件を確認してみたところ、全くその症状は現れておらず話が通じなかった。
そのギャップに驚いてしまったが、私みたいな過酷な使い方をせずに、大人しく?普通に?ときどき?使用されている方には起きない現象なのかもしれないという事をお断りしておきます。
上の写真は4年間使用したハゼ折中空二重煙突になります。
まだまだ使えますが、外さないと見えないところに錆がずいぶん出ているのが確認できます。
話を戻すと、錆汁が出てから更に1シーズン使用して合計2シーズンが経過すると、焚くと煙突から星がいっぱい見える(煙突の穴から炎が光って見える)ようになったので、さすがに廃棄にしました。
その時に煙突ダンパーは外して新しい煙突の方へ移植したかったですが、心棒と円盤が焼き付いて固着しており、取り外しが不可能となっていたので、これも一緒に廃棄にせざるを得なかった。
それほど、私のビジラントの使用が過酷なんだろうか?
疑問です。
この、煙突ダンパーの固着の事例もあまり聞いた事はありませんが、現在ご使用になっているみなさん、実態はどうなのでしょうか?
amazonで売っていましたので下に貼っておきます、⇙これの事です。
煙突 パイプダンパー 6インチ 薪ストーブなどに [並行輸入品]
ステンレスの話になりますが、ハゼ折り煙突はその構造から、硬いステンレスでは生産できないと聞いています。
よって、柔らかいステンレスでの生産になりSUS430になるのだと思います。
磁石を当ててみれば分かりますが、SUS430は磁石がくっつきます。
一方で、ハゼ折りではなく溶接煙突でよく使用されているSUS304やSUS316は磁石がくっつかないので錆びない(錆に強い)のだと思います。
簡単な見分け方が磁石を当ててみるという事と、SUS430は使い方によっては錆び易くなるし、素材そのものも柔らかいという事を知ったうえで、煙突購入の選択をされた方がよろしいかと思います。
参考までに4年経過したハゼ折中空二重煙突の外部写真2枚を貼っておきます。
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