ほぼ無節の檜の縁甲板で厚さは15mmで幅が110~120mm、長さが2~3mの品物を40坪ばかり欲しくて、いつもの奈良県の材木屋さんに注文しようと思っていたのですが、送料が坪2000円は納得できないので、他を当たることにした。
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私がインターネットで見つけた無節に近い檜の縁甲板は、エンドマッチ加工で厚さ15mmで幅105mm、送料込みで坪1万円以下と最安だったので50坪ほど購入したのですが、長さが910mmと短い為に使う場所に制限が出てしまう。
一方、杉の羽目板は厚さ10mmで幅135mm、長さ1970mmの品物が送料込みで2坪約1万円とこれも破格値だったので60坪ほど購入した。
これらの材木が、現在参拝場の周りの廊下に置いてあって、所狭しとなっている。
しかし、これだけではまだ足りないので檜の2m物を探す事になった。
建材屋ルートも当たってみたのですが、話だけでサンプル手配の段でやる気がないのか、話が立ち消えとなってしまった。
それではという事で、以前地元の薪ストーブ仲間のミゾグチさんに紹介してもらった銘木店に駄目元で訊いてみることにした。
現在入手可能な奈良県の材木屋さんの価格と共に、送料が高すぎるので受け取りに行かなければならず、手間がかかってしまうために購入を控えているといった事情を赤裸々に伝えた。
問い合わせの翌夕(よくせき)にサンプルが届いたと銘木店から電話連絡が入ったので、その翌日に銘木店を訪ねた。
2000mm×120mm×15mmの無節の檜の縁甲板を、現在購入を検討している特選上小節の値段15200円+税と合わせてもらえる事となった。
送料は別途坪1000円見てほしいとの事だったので、それも納得のいく価格だった。
商談成立である(笑)。
商談後の話で店主のお人柄に触れることができた。
石川県金沢市で建築関係の会社を経営していたが、61歳で親類に会社を譲り、隠居して富山県の山に住宅と共に銘木店構え、悠々自適の生活を始めたそうだ。
材木屋はチェンソーは持っていても、銘木店がチェンソーをこんなに揃えてはいないのではないだろうかと思ったので写真撮影。
そして、大工でもないのにこの鉋の数である。
自身で凝り性なのでと仰っていたが、本当にそう思う。
長さ2mの座卓を見せてもらった。海外の桜を主に使用して、アクセントとしてブビンガが入っていた。
素敵な座卓だ。
天板と脚は固定されていないので、背の高い脚と交換すればテーブルにもなる作りだった。
私は購入予定はないが、一応値段をお訊きすると20万円プラス脚代の5万円で25万円との事だった。
その他の天板もたくさん展示されていた。
釣りの話になり写真を見せてもらった。
沖縄で釣ったカジキマグロである。
釣りのスケールが違っていて、笑ってしまった。
又、現在も鉄砲撃ちとの事である。
全国にイノシシ被害に困っている人は沢山いるのではないだろうか。
鉄砲撃ちだけに、かんじきは買うものではなく作るものであると、色々と見せてもらった。
北海道ならではのかんじきに
プラスチック製で軽いが使い物にならなかったかんじきとの説明を受けた。
クマを捕まえる罠も現在は使用禁止の様だ。
この後、昔クレーン射撃の世界大会に出た話や北海道に最近5000坪の敷地を購入して別荘を建てた話を聞かせてもらった。
元気のいい、スケールの大きな72歳の 豪傑 店主だった。
クマとイノシシの油を見せてもらい
帰りに、冷凍になったイノシシの肉をお土産に頂戴した。
注文の檜の縁甲板40坪は一ヶ月後に納品される予定である。
又、近い将来、檜の4000×300×45サイズで2万円の一無板(いちむいた)を神殿用としてまとめて注文したいと思っている。
当然、今の普請が終わって落ち着いてからである(笑)。
豪傑でない私には休憩が必要だ(笑)。
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