土台敷きの初日、大工さんが時間をかけて手刻みした土台がどんどん敷かれていくので、思っていたより仕事が早く感じた。
途中
「早いですね~」
と声を掛けたところ、
「いやいや、全然捗っていない」
と返ってきた。プロの世界は厳しい。
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二階の窓から現場を確認すると、いつの間にか床下断熱材が運ばれてきて山になっていた。
又、基礎パッキンの箱も目についたので、現場に下りて現物を見てみることにした。
断熱材は想像していた物よりも硬かった。
25年前に建てた本館の一階の床に断熱材は入っていない。時代の変化を感じると共に、
「こんなにすごい物を敷けば、部屋は暖かいよな~」
と思ってしまった。
そして、この基礎パッキン。
これも25年前には無かったのではないだろうか?
基礎のコンクリートの上に敷いて、その上に土台を敷くことで、この基礎パッキンから床下に空気が流れる仕組みである。
この基礎パッキンを使う事で、シロアリ10年保証が付いてくるらしい。
昔のように布基礎に換気口を開けなくてもいい工法になる。
現場には、大工さんがいつでも確認できるように、図面が数枚貼られたベニヤ板が3枚転がっていた。
かけやを使って、次々と土台が敷かれていく。
早い早い。
ちなみに、土台の素材は檜である。
現場には次々と材木が運ばれてきた。
その後、更に材木が運び込まれた。
所狭しである。
遅れていた、配管工事も並行して行われた。
脱衣室に置く洗濯機の排水管である。
上の写真で掘ってある部分は、本来何も無いはずだったので、基礎の立ち上がり部分に穴をあけるだけで済むはずだったのですが
基礎工事の際に間違って砕石を入れてモルタルで蓋をされてしまったので、それを壊す作業が追加になってしまった。
(上の写真で奥の方に剣スコップと一緒に砕石が写っています)
基礎コンクリートから出ているアンカーボルトに土台を固定する方法は、四角いワッシャーとボルトを使って固定するのだと思っていたのですが、違っていた。
初めて見たのですが、スクリューワッシャーを使って固定するようです。
いつの間にこんなものが出てきたのだろうか?
ベタ基礎の普及とともに開発されたのだろうか?
そして、ベタ基礎の立ち上がりのない部分には鋼製束が立てられた。
別の角度からの写真です。
水糸を張って鋼製束の高さを調整し、大引の高さの水平を見ているところになります。
大工さんは受け狙いで
「近眼と老眼で、近くも遠くも見えん」
と言いながら作業されていました(笑)。
現場には雨が降り始めた。
持ち込まれた材木にブルーシートを掛けて、本日の仕事は終了となった。
週間天気予報では今週一週間雨の予報です。
無事に棟上げができますように。
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