4mの柱が2本、3.5mの柱が1本、2mの柱が2本、厚さ15cm長さ1.5~2mの板材が5枚+αいう内容だったのですが、聞いていた分は全てありました。
しかし、天然物ですから虫食いがあったり細い太いがあったりしますので、現物が手に入って初めてこちらが求めていた木材として使えるかどうか吟味する事になります。
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上の写真の一番手前の材木が、本当なら四つ割りして20cm角の柱を4本とりたかったのですが、それが叶いませんでした。
真ん中の材木は大工さんがチョークで柱と書き込んであるところを見ると合格のようです。
一番向こうの材木は曲がっているせいか、大工さんの目には柱としては不合格のようで、梁と書き込んでありますので、そのように使う予定のようです。
私は大工さんより、6寸角で長さ3mの欅の柱6~10本との依頼を受けていたのですが、これですと未だ2本しか見つかってない事になります。
引き続き探すことになるのですが、そんな簡単に見つからないので、
「これは大変だ~。」
柱材を降ろした後は板材になります。
乾燥40年なので、その分埃をかぶって真っ白で木目が見えなかったのですが、大工さんが雑巾で拭いて木目を見せてくれた。
式台として使うには美しくないようで
「この木目で納得してもらえるなら、使いますが...」
と、大工さんの方はあまり満足しておられない様子だったのですが、私はこれで十分なので
「これを使って下さい。」
とお願いした。
そして、ついに大物登場です。厚さを測るのを忘れてしまいましたが、40~50cmあるのではないでしょうか。
これも8cmほどの厚さに割って式台となる予定ですが、割ってみると虫食いだったというケースもありますので、賃挽き現場に立ち会うとハラハラドキドキになるのではないでしょうか。
後はおまけの材木になります。
大きな衝立が作れそうな材木ですが、ところどころ穴が開いているので、大工さん的には使い物にならないそうで、
「これの使い道を考えといて~。」
と、言われてしまった。
つづく
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