刃物全体について、どう研いでいるのかブログにアップしてほしいとリクエストがあったので、先ずはソーチェンの目立てについて、記事にすることにしました。
ブログネタが欲しかったから飛びついたようなもので、びっくりするような事は何一つありません(笑)。
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丸やすりですが、私はOREGONのこの品物を使っています。チェンソーを複数台所有していますので
写真上のこちらが OREGON ヤスリホルダー径4mm
写真下のこちらが OREGON ヤスリホルダー径4.8mm
の太さになります。
これを機種により使い分けています。
研げなくなったら直ぐ交換できるように、やすりの予備もあります。
その他、めったに使いませんがデプスゲージに平やすり
OREGON(オレゴン) デプスゲージ平ヤスリセット 27742
と、チョークもあります。
どろどろのチェンソーの汚れを落とすためのブラシ類です。
今回は蓋を開けずに外側だけを綺麗にしました。
ブラシを使って汚れを落とした状態になります。
このソーチェンは刃が右、左、右、左と交互になっていないところが1ヶ所あって、右右となっているので、チョークで印をつけなくてもいいのですが、そうでないソーチェンにはこんな感じでチョークで印を両面に付けて研ぎ始めの目印にします。
ホルダーに30度の線が入っていますので、ガイドバーとその線が平行になる様に合わせ3回ほど押して研ぎます。
和式ののこぎりは引いて切りますが洋式は押して切るのと同じです。
丸やすりも押して研ぎます。
これは右手での作業になります。
右手首の角度を固定して先に右側の刃を全部研ぎます。
手の位置を変えないで、ソーチェンの刃の方をくるくる回して次の刃、次の刃と研いでいきます。
反対向きの刃も同様に30度の線に合わせ3回ほど押して研ぎます。
右と同様に左手首を固定して同じところで繰り返し作業をし、ソーチェンの刃の方を回転させて次の刃、次の刃と研ぎます。
30度とは、こんな角度になります。
刃を研ぐときにソーチェンがグラグラしては駄目なので、チェンソーにまたがり、足でしっかりハサミます。
更にガイドバーを手でしっかりと握り羽交い絞めにします(笑)。
目立て用クランプ
を使っている人はこんなことはしなくていいのかもしれませんが、私は使わない人なので、いつもこの方法になります。
手で押さえている直ぐ近くの刃を研ぎます。
手から離れた所は研ごうとすると、力が入らずグラグラしてしまいますのでNGです。
反対側の左の刃を研ぐときも同様に右手でしっかりとガイドバーを押さえます。
グローブを研いでいるように見えるかもしれませんが、人差し指の付け根の直ぐ側の刃を研ぎます。
以上ですが参考になりましたでしょうか?
現場でこれと同じ事を教えて研いでもらっても、不慣れな人が研ぐと全然切れなかったりします。
要は「習うより慣れろ」なのかも知れません。
あなたのソーチェンが快適な切れ味になりますように。
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