雪国の人は雪道をへっちゃらで運転していると思われる節があって、時々その類の質問を受けるのだが、ちょっと違っている。
本当は雪国の人も怖いのである。
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先日も東京まで車で出張した。
行きは快晴で富山県では立山が見られた。
そして、山梨県では富士山を見る事ができた。
晴れの日であれば必ず見られるというものではない。
いくつかの気候条件が整わないと見る事ができないので、見える日は徳をした気分になる。
私達、富山県民は小学校6年生の時に立山登山をするのだが、その時に3015mの頂から富士山を見る事ができるのである。
これも天候に恵まれないと見る事ができないので、登山のタイミングで見る事ができた人はその恵みに「感謝!」である。
YouTubeでアップしている方がおられたので貼っておきます。
さて、本題の雪道についてですが、翌日の帰り道の半分は雪道となってしまった。
一日の間に大きく道路状況が様変わりしたのである。
今シーズン初の雪道運転が高速道路で、しかも路面まで真っ白の最悪の状況であった。
下の一枚目の写真は路面に雪がない高速道路になるが、ここまで来る約1時間は写真を写す余裕なんかない。
スピードも出てるし、一歩間違えば事故に繋がってしまうので細心の注意を払わなければならない。
雪国のベテランドライバーといえども怖いのである。
この後、高速を降りて下道となるのだが、豪雪地帯の山越えである為、下の写真を参照して頂ければ分かるが、路面はなかなか強烈な状態が続く。
車はクラウンエステートで四駆ではなくてリア駆動なので坂道が登れるのか怪しい場面も時々出てくるが、その日も何とかクリアーし無事に山越えをする事がが出来た。
下の写真は豪雪地帯を通過後になるが、まだまだ続く雪道であった。
更に降りが激しくなってきた。
う~ん、強烈!もういや、たすけて~。
という大変な道中であったが、なんとか無事、家に辿り着いた。
到着すると家の周りには雪が全くなかったので、これにもびっくり。
シーズン初めは怖い。
怖ければスピードを控える。
これは大切な事である。
怖いと思ってない人はスピードを控えないので事故る確率が高くなる。
雪国の人も雪道運転の始まりは怖いのである。
しかし、自分の車が、そしてその車が履いているスタッドレスタイヤがどんな雪に対してどれだけグリップするのかをシーズン始めに怖いながらも学習するのである。
学習が済むと、冬の始まりよりも徐々に平均スピードが上がってくる。
この、(ビフォアを知らず)アフターだけを見ると
「雪国の人はへっちゃらで運転している」
という風に見えてしまうのだと思う(笑)。
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