玄関にバーモント・キャスティングスのビジラントを導入し、念願の薪ストーブライフが始まった当初、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるで、あちこちに声をかけて薪集めをしていると、知人の紹介から野球のバット工場で端材がもらえる事になった。
薪集めは薪ストーブ導入の二年前から始めていたが、年間の薪の使用量も把握できていない時でもあり、当然、原木の仕入れルートも安定しておらず、藁にもすがる思いでいたころである。
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そのバットの端材が未だに残っている。当時、毎年貰いに行こうと思っていたのだが、実際に使ってみると、細か過ぎて使いにくい事が分かった。
このバットの端材をいつまででも保存しておくわけにもいかないので、寒さ本番になる前に積極的に燃やすようにした。
ちょっとずつ隙間を空けながら上に積み上げていく。
真ん中は着火剤を落とせるように意識して空間を開けてある。
普通の薪の場合は井桁を組むように積んでいくが、今回はバットの端材なので短くて井桁は組めない為こうなった。
火ばさみで100円ショップで購入した着火剤を摘み、チャッカマンで点火。
火が大きくなるのを待ってから、先ほど空けておいた山の中心に投入し、着火剤を炉床まで落とす。
ドブレ760や640は炉床の真ん中に一次給気の穴があるのでこの方法が効果的なのだと思う。
後はいつも通り、火がある程度回ったら一次給気全閉し、次にストーブが150度を超えるのを待ってエアーカーテン給気を半分にする。
簡単に書いていますが、実は火がある程度回ったらになるまでの約10分間の調整は、灰受けトレーの扉を開けて風を送り着火の手助けをしたり、フロントガラスに水滴が付きそうになったらフロント扉を少し開けたり、横の扉にも水滴が付き易いので横の扉を少し開けて風を流して水滴を飛ばしたりと、一番神経を使う忙しい部分だと思います。
それらすべてを克服する頃には火がある程度回っていると思います。
(反対に水滴が炉内のどこかに付いているようだと、一次給気を絞ってはいけない事になります。特にバットの端材は細かすぎる為か水滴が出やすい)
ドブレ760や640を使用した事のない人は、炉内の水滴の話に疑問を持たれるかもしれませんが、この薪ストーブは気密性が高いせい?若しくは排気ルートが単純でない設計の為か焚き付け時に炉内に水滴が現れます。
(乾燥した薪に含まれる20%以下の水分が水滴となって現れる)
その水滴を上手に飛ばす工夫が必要になってきます。
樹種や細かさの違いで水滴を気にしなくていい場合もありますが、バットの端材は必ず現れます。
着火から約30分後、予想に反して200度を超えたので煙突ダンパーを45度にして(この角度はお好みで)排気を調整し省エネモードする。
今回はそんなに寒くないので、追加薪を投入する予定のない中で200度オーバーになった為、こんな焚き方になりました。
ストーブの右上に設置してある温度計と、一次・エアーカーテン給気ハンドルの位置もご確認の上、ドブレ760や640、多分ドブレ アストロラインも同じだと思いますが薪ストーブ操作の参考にして下さい。
今日も快適なドブレ760でした。
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